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丹波市では、市民の方々が主体となって様々なイベントが催されていますが、そんな地域の方達のイベントで賑わうキャンプ場があります。地元の方々をどんどん巻き込んで丹波の魅力を発信するキャンプ場「丹波悠遊の森」さんが、新たに福知山市の物件の指定管理を受け、さらなるチャレンジをされるという事、またその新規事業に一から関わる人材を募集しているとの事で、インタビューしてきました。
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・指定管理者不在で運営できなかった施設。復活への挑戦。
・ログハウスの新設やBBQのプラン。アウトドア好きな方にぴったりです!
・地域を上げての取り組み。村の様々な方々とつながり、施設を育てていく仕事。
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一丸となって取り組む、新しいプロジェクト。
本日は、新しい施設のプロジェクトに取り組む、花田さんにインタビューしてきました。
花田さんは、現在「丹波悠遊の森」さんのスタッフとして、アウトドアコーディネータとして活躍されています。そんな花田さんが、今回新しく施設を運営するというチャレンジに至ったのには理由がありました。
元々は、どのような経緯でこのお話を受けられたのでしょうか?
「(株)丹波悠遊の森協会」は元々、丹波市にある「丹波悠遊の森」というキャンプ場施設を指定管理で運営するために出来た会社です。私が入社する数年前には、行政の財政状況もあり、指定管理料が減ってきて、施設の利用自体も減っていたにも関わらず、運営にかける予算を変えずにやってきた結果、閉鎖の検討まで出ていた施設です。
その後、経営陣、スタッフを一新し、ギリギリのところまで、経費も削る方向で進み始めたタイミングで私は入社しました。当時は施設内のレストラン「ベルピーマン」の名前は知っていても、「丹波悠遊の森」という名前は地元においても、ほとんど知られていない・・・。そんな施設でした。
大変なこともたくさんありましたが、地域の方やたくさんの方のご協力をいただき、一緒に作り上げていきながら、継続していくことができ、話題のイベントもたくさん出ました。そして、ネット予約のシステムを入れるという追い風も受け、利用はどんどん増えてきて、現在の悠遊の森があります。
そんな中、この「京都大呂ガーデンテラス」の指定管理のお話を頂き、施設内を見学させていただいたところ、ほんとに素晴らしい施設でした。かといって、悠遊の森の利用者が増えているとはいえ、人員も予算も乏しい中、新たな施設を運営するのは難しい状況です。迷いながらも、上司と経営陣に相談しました。
「できると思うなら応募してみたらいい。」そう言って背中を押してくださいました。
約3,7億円をかけて新築した施設。ロケーションも良く、落ち着ける空間です。
「応募して、選ばれなかったら、やるべきでないだけだし、選ばれたらやるべきなのだ。」
自分でもそう思い、応募にチャレンジした結果、私たち「(株)丹波悠遊の森協会」が選定されました。
大きなチャレンジですね、 どちらかと言うと、立ち上げを一緒にやってくれる人材を募集するようなイメージでしょうか。
そうですね。人員もこれから、資金もこれからの中、困難な挑戦かもしれません。しかし、4年前にも悠遊の森には人員も資金も何もありませんでした。
そこからここまで作ってきたのです。
今回、私たちには、何もない所から、チャレンジして、培ってきたノウハウがあります。
そのノウハウを活かして、一緒に新しい施設を盛り上げてくれる方と一緒に働きたいと思っているんです。
今後、会社として目指していきたいビジョンはありますか?
この「京都大呂ガーデンテラス」という施設のお話だけではありません。現在の日本は、過去の成長の時代と違い、どこの自治体も予算の削減されていく時代になりました。そんな中、まだまだ利用できるにも関わらず、利用されなくなった施設が少なからず出てきています。
お金がないからできないなんて、行政に頼ってばかりすることをやめて、自分たちで何とかしなければ、老朽化も進み、負の遺産となるだけなのです。
目の前に与えられた現実にしっかりと目を向け、そこに新たに命を注ぐ。私たち一人一人が自分の足で立っていく覚悟をして、諦めず前に進み続ければ、必ず達成できるはずです。
そうやって、一つでも救われる施設を増やしていきたいという想いが、私たちにはあります。
約3,7億円をかけ新築した、素晴らしい施設。
全国的にも珍しい、天然芝のグラウンドゴルフ場が整備され、地域内外からお客様が訪れています。こういった既にあるコンテンツと一緒に、新しい価値を考え、付加価値を生み出していくお仕事になります。
花田さんは、「丹波悠遊の森」で「丹波BBQ協会」を発足、本格的なBBQを宿泊のプランに盛り込んだり、BBQ検定等のイベントでアウトドアの楽しさを企画を通して発信していったりする事も、お仕事にされています。
大呂ガーデンテラスでは、グランピング利用をしていただける様な素晴らしい施設とともに、今後ログハウスを新設していく予定です。その他、BBQのプランや様々な企画で、新しい価値を生み出していくお仕事に興味がある方がいらっしゃったら、本当にぴったりだと思うし一緒に働きたいなと思います。
今後こうやって、素晴らしい施設を作ったものの、活用されずに取り残されている物件は出てくる事でしょう。「丹波悠遊の森」、そして花田さんには、何もない中から企画の力でお客様が楽しめる場所作りをしてきたノウハウがあります。これからの動きにも目が離せない「丹波悠遊の森」。そんな新しい施設を取り仕切り、経営者に近い立ち位置で管理人として活躍する未来は、とても魅力的な仕事に映りました。