施設利用者の生きがいづくり。大きな組織だからこそできるサポートで、キャリアアップを。丹寿荘

日本全体で高齢の方々が増える中、丹波地域でも同じように高齢者の方々の割合は増えています。都市部に比べると、農業や村の用事など、コミュニティに属して役割を担っている比較的元気な方々が多い印象を受けます。そんな丹波にあって、施設の利用者の方々の生きがいづくりや楽しみに目を向ける特別養護老人ホームを訪ねました。

 

「丹寿荘」さんは兵庫県の外郭団体「社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団」の運営する施設のひとつです。大きな組織だからこそできる強みを活かして、利用者さんのサポートと共に、働く方々の育成にも主体的に取り組んでおられます。

 

 

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・夢や希望を叶えるプロジェクト。利用者さんの生きがいづくり。

・大きな組織だからできるサポート。資格取得や休暇の充実。

・穏やかな丹波の人たちの人柄。UターンIターン者が感じる丹波の良さ。

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まず最初に、丹寿荘の組織をまとめる植木所長にお話をうかがいました。所長は、大学を出てから社会福祉の仕事に入って、職員としてのキャリアも30年積まれた、現場の事をよく知る所長です。

 

 

 

最初は、障害施設にいてました・計13年、平成13年に異動になって。組織内で障害施設と高齢施設の行き来がはじめてあって、それで私も全く違う仕事に移ったんですね。

 

子ども相手の仕事から、高齢者の方の仕事へ。いきなり環境が変わって、今までは元気な子どもさんの支援だったのが、寝たきりの高齢者さんへの支援に変わって。何もわからない中本当に手探りで仕事を覚えていきました。先輩に教えてもらいながらですが、当時は本当にしんどかったですね。

 

 

 

環境・住む場所、仕事と変わって大変だったと思いますが、何が一番大変でした?

 

 

 

やっぱり体力的にしんどかったです。いつも誰かが見ていないといけない仕事なので、夜勤もコールがあったり。

 

 

 

 

それでも、続けていけた理由はなんだったのでしょう?

 

 

やっぱり「あんたがいてくれて良かったわ」とか、利用者さんが声をかけて下さるんですね。そういう声ひとつで頑張れたなって思います。

 

 

丹波には今年来たばかりですが、人があたたかいなと感じます。他の地域と違う大らかさがあると思っていて。「いいね」っていう言葉を丹波弁では「よいねぇ」という柔らかい感じの言葉づかいをされたり。そういう所にもあたたかさが感じられますね。

 

 

 

 

 

そういったあたたかさは、スタッフさん同士でも感じられる事はありますか?

 

 

 

そうですね、それはすごく感じます。職員さんは丹波市とお隣の福知山市の方が多いんです、私は外から来ましたが「よその人を拒否しないウェルカムな気質」を感じる事が多いです。大きな組織ですので正規雇用の方は違う地域から異動で来た人も多いのですが、受け入れてもらうのに大変さはあまり感じていないようです。

 

 

 

 

 

利用者さんの夢・希望を叶えるプロジェクト

 

 

 

 

利用者さんは当然、高齢の方ばかり。ですが、そんな中「最後に叶えたい夢はなんでしょうか」と聞いて、できるだけ夢に近づけるように支援していくようなプロジェクトを、丹寿荘さんでは行っています。その夢は、「旦那さんの墓参りに行きたい」「お寿司をいっぱい食べたい」など様々です。中にはアメリカに行きたいという夢もあったり。やはりアメリカまでお連れするのは難しいですが、夢の一部を感じてもらうために、アメリカのポスターを貼ったりするなど、職員さんも頭をひねりながら少しでも近づけるような努力をされていくそう。

 

 

 

そういう風にされると、やっぱり利用者さんは変わったりされますか?

 

 

 

そうですね、やっぱり、なんとなく施設に入ったら人生諦めるじゃないけど、自分はもう役に立たないと思われる方も多いんです。でも、こうやって夢を叶えることで「まだまだ自分も自己実現できる」と思ってもらえたり。

 

 

他にも、利用者さんの生きがいづくりという事で組織ではじめた「いきいき人財センター」という取り組みがあるのですが、利用者さんにおしぼりを丸めるのを手伝ってもらったりして、それにポイントをつけて、ポイントが貯まったら例えば100円分の商品と交換できますよとか。

 

「何の役にも立てへんわ」って思ってた利用者さんもいるんですが、そういうことしてもらって私達も助かるわ、って言って。それ自体に喜んでくれたり。ポイントカードって嬉しいじゃないですか?それでポイントを貯めていったり。

 

 

 

 

 

資格の取得支援や休暇の制度。大きな組織だからこその強み。

 

 

 

 

総務課の絹巻課長に、職員さんとのキャリアアップに関して、事業団での資格取得支援等のお話をお聞きしました。

 

 

 

 

介護福祉士の取得が昨年度から難しくなったんですね。今までなら実務経験が3年。昨年度からは実務経験3年に加えて、実務者研修を受けないと試験が受けられなくて。自宅学習で450時間が必要なんですが、そうすると半年とか長期に及んで勉強しないといけないので、平成30年度から、実務者研修自体を本部で開講しています。

 

 

 

今は受験希望の方が自分で選んで自分で申し込んでいるのですが、法人として一本化していく予定です。神戸市の本部に事務局があって嘱託職員さんでも、パートさんでも受けられる。補助も受けながら、取得の費用を軽減できるようにしていきます。

 

取得すると、手当がついたり時給が上乗せされたり、報奨金の支給があったり。

 

 

 

その他にも何か、組織でされている職員さんへのサポートはありますか?

 

 

 

有給休暇以外にも、特別休暇があります。そのうち厚生休暇は年間5日間あります。これは、パートさんにもとっていただけるものなんです。その他に、介護休暇・育児休暇も改正されて、申請して頂いたら年間何回かとってもらったりできる。できるだけ長く勤めていただけるように、事業団としても制度を整えているところですね。

 

例えば賃貸で住んでいる場合、上限2万8千円の住居手当があります。扶養手当や有資格者には資格手当等も整備していますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人と触れ合う仕事だからこそ。丹波のあたたかい人柄を感じる。

 

 

丹波より少し北部の豊岡市で育ち、大学から京都へ。事業団の職員として丹寿荘に配属になり、丹波にIターンしてきた尾崎さんに、現在のお仕事についてお聞きしてきました。尾崎さんは大学・大学院時代は法学を学び、卒業後事業団に就職しました。

 

 

 

丹波の良いところは、人が良いところだと感じています。職員さんもゆったりとしているし、利用者さんも誰にでも話しかけたり、温かい印象がありますね。

 

「いきいき人財センター」の取り組みも、2年前くらいから取り組んできているのですが、利用者さんが積極的に洗濯物たたみ等を手伝ってくださるおかげで、職員もとても助かっているんです。

 

 

尾崎さんは、生まれ育った豊岡市では中心部に近い場所に住んでおられたので、田舎らしいコミュニティの残る丹波の人のゆったりした気質を「温かい人が多い」とおっしゃっておられました。それは、施設を利用する方々だけでなく、働く従業員の方にも言えるそうです。

 

 

 

現在、ユニットのリーダーとして働く尾崎さん、大変なこともありますが、やりがいのある仕事だとお話くださいました。

 

リーダーとして、職員さんと職員さん、または職員さんと利用者さんの間に入って一緒に考えたり、話し合いをしたりするのでもちろん大変な事はあります。ですが、人と接する仕事の分、得意不得意がありますし、職員それぞれができる事を活かせる様に考えていますし、そういう職場の雰囲気があると思っています。

 

夢を叶えるプロジェクトも、ずいぶん浸透してきました。利用者さんの夢を叶えて、自己実現のサポートをしながら、自分の活かせる事も活かしていけるように努力していきたいですね。

 

 

丹波で生まれ育ち、高校卒業後大阪の学校に通い神戸で働いた後、Uターンして現在は丹寿荘で働く阿部さんにもお話を聞いてみました。

 

 

元々、丹波にいるのが嫌で都会に出ました。鍼灸の学校に通って。その後神戸で約5年程、鍼灸師として働いていました。仕事自体は充実していて、やりがいを持って取り組んでいたのですが、思うところがあって実家に帰ってきました。

 

 

 

 

 

仕事自体は良かったんです。でも都市部の生活ってやっぱりお金がかかりますよね。朝から晩まで働いて、家賃や生活費に消えていって・・・。

 

都会で働いて、患者さんの治療をしている自分が一番疲れてるってふと思ったことがあったんです。そこから、実家に帰るという選択肢を考えました。

 

 

 

結果的に、仕事を変えて実家のある丹波に戻ってきた阿部さん。都会にいた当時は、一人暮しで多忙な仕事の合間に家事も含めて全てを自分でしていたのですが、実家に帰って家族と暮らすということと一緒に、あることを感じたそうです。

 

 

 

一人暮しの生活もそうなんですが、鍼灸の仕事は一人で患者さんと向き合うので、やっぱり責任が重い。絶対に間違ってはいけないという責任を一人で負っていました。

 

学生時代にヘルパーの資格を取っていたので、ここで仕事を始めることになったのですが、本当は介護の仕事をしたくなかったんですね。きつい・きたない、って悪いイメージがありました。

 

ですが、実際にやってみて、私の場合は鍼灸の仕事と違ってユニットで助け合って仕事や責任を分散したり、助け合って仕事ができることが随分気持ち的に楽だったんです。

 

 

 

 

Uターンして住む場所と共に仕事も変わり、環境がガラッと変わった阿部さんは、嫌で出て行った故郷の「当たり前」つまり丹波の温和な人たちや、助け合う精神が本当に良いものだったと気づいたそうです。

 

 

 

 

丹寿荘として初の女性所長でもある植木所長。職員さんの働く現場に出て、ユニットや利用者さんとのコミュニケーションを頻繁にとっておられます。そんな所長に、最後にこの仕事をする上で大事にしていること、どういった方と一緒に働きたいかを聞いてみました。

 

 

 

 

 

 

お仕事の上で一番大事にしていることは、利用者さん・職員さんを愛することですね。

 

 

 

 

人と接する仕事ですので、コミュニケーションが取れる人が向いている仕事だと思います。対人のコミュニケーションがとれれば、介護技術等は後からついてくる。優しくて正直な人。慣れてきても丁寧に利用者さんと接してくれる方と一緒に働いていきたいなと思っています。

 

 

 

働く理由はひとそれぞれありますが、大きな組織の中でバックアップを受けながら仕事をしていく、キャリアアップを目指す事を望む人も多いかもしれません。今回は女性の方を中心にインタビューを行いましたが、もちろん男性の職員さんもおられ、活躍されています。丹波の暮らしや人の温かさを感じながらも、丹寿荘さんにはしっかりと次のステップに進んでいくキャリアの道が開けているように感じました。

 

 

《正社員募集詳細》

求人番号 1)28130-2063981

2)28130-1911381

3)28130-1550381

求人情報の種類 一般(フルタイム)
事業所名 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 丹寿荘
代表者名 所長  植木直子
所在地 〒669-4341
兵庫県丹波市市島町上竹田2336-1
職種 1)支援員

2)相談員

3)介護支援専門員

雇用形態 正社員
年齢 不問
就業時間 1)07:15~16:15(休憩60分)

08:30~17:30(休憩60分)

10:00~19:00(休憩60分)

時間外あり 月平均4時間

 

2.3)08:30~17:30(休憩60分)

時間外あり 月平均4時間

  月給 基本給(月額平均)

1)170,500円~190,600円
2.3)154,500円~174,600円

就業場所 1)市島町上竹田2322-1 グループホーム村いちばんの元気者

 

2.3)兵庫県丹波市市島町上竹田2336-1

福利厚生 通勤手当:実費支給 上限あり(59,000円まで)
加入保険:雇用 労災 健康 厚生 財形 退職金共済退職金制度:あり

 

《パートタイム職員募集詳細》

求人番号 1)28130-1910081
2)28130-1551681
求人情報の種類 パートタイム
事業所名 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 丹寿荘
代表者名 所長  植木直子
所在地 〒669-4341
兵庫県丹波市市島町上竹田2336-1
職種 1)支援員

2)支援員(デイサービスセンター)

雇用形態 パート労働者
年齢 不問
就業時間 1)07:15~16:15

10:00~19:00

休憩時間60分 時間外なし

※週3日以内

 

2)08:30〜17:30 又は08:30〜17:30の間の3時間以上

(休憩時間60分) 時間外なし

※週5~6日程度

賃金 時給 850円~900円
就業場所 兵庫県丹波市市島町上竹田2336-1
福利厚生 1)通勤手当:実費支給 上限あり(59,000円まで)
加入保険:雇用 労災 退職金制度:なし2)通勤手当:実費支給 上限あり(59,000円まで)
加入保険:雇用 労災 健康 厚生 退職金制度:あり

 

※この求人情報は、ハローワークが受理した求人票から、その一部を抜粋して掲載しています。さらに詳しい情報はハローワーク求人情報をご覧ください。

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