株式会社ヒカミ化成(機械も人も大事に!今日も安心・安全の食品パックをお届け)

意識していなくても、日常的に触れている慣れ親しんだものってありますよね。今日は、そんな製品の1つを製造している株式会社ヒカミ化成さんにお話を聞きに行ってきました。

 

 

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・若手工場長を筆頭に、全員が大きな目線で仕事を進める環境

・オートメーション化の時代でも、人の目を活用して安心を届ける

・機械整備はお手の物。万全の体制でバランス経営

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今回お話をお伺いしたのは専務取締役の上羽裕樹様です。

 

 

 

チームワークを活かして、大手企業とも安定的な取引を続ける

 

 

初めに、会社概要についてお聞き出来ますか?

 

 

当社は、プラスチックの食品容器の製造をしている会社です。
食品に使う容器なので、皆さんがスーパーでお惣菜を入れる時に使う、二つ折り蓋つきの透明の入れ物、フードパックが中心ですね。あとは、おつまみやお菓子とか買うと、薄いボコボコとしたシートが入っているのはご存知でしょうか?そのプラスチックのトレーを製造しています。

 

創業して何年でしょうか?

 

 

平成2年に株式会社ヒカミ化成として創業。今年で創業27年になります。

 

 

現在の従業員数は?

 

約20名になります。現在の社長が2代目。そして私で3代目になります。

 

 

食品トレーを作られているということですが、出来上がった製品はどこへ行くのですか?

 

シーピー化成という大手の食品トレーの業界の会社があるのですが、そこに100%の製品を納品しています。
同社は全国規模の会社で、各都市部に営業所がありますので、そこから全国に供給されていきます。
弊社は、シーピー化成の協力工場という立ち位置で、製品を製造させていただいています。

 

 

 

工場長 木辻大介様 28歳

 

 

 

28歳で工場長とは、ずいぶんお若いですね!

 

専務:入社8年目の期待の若者です。(笑)

 

 

 

主にどのような仕事をされているのですか?

 

工場全体の機械設備や、全体的な製品製造、品質の管理業務をしております。

 

 

 

 

 

従業員さんや、パートさんに対して気を付けていることは何ですか?

 

私よりも年上の方がほとんどなので、物の伝え方などに気を付けています。
ただ、職務上の立ち位置もあるので、やっていかなくちゃいけないことはやってもらえるように努めています。

 

 

この会社に勤めて良かったのはどんな所ですか?

 

一番は職場の人間関係ですね。社員同士の仲が良いんですよ。あと、私自身、前職が機械を扱う仕事をしていたので、その技術を活かせる環境があるのが気に入っていますし、学べる所が沢山あります。ここに入社するまでは土留め、現場で使う杭を打ち込む建設機械を扱う仕事をしていました。

 

 

そうした技術を今の仕事にも活かすことができるのですか?

 

そうですね。具体的には電気や溶接、機械の全般的な知識になるのですが、そういったことを活かして仕事ができているので、やりがいに繋がっていると実感しています。

 

 

若くして工場長になられた訳ですが、初めはやっぱり大変でしたか?

 

大きく大変だったということは無いかと思っています。ただ、6年、7年勤めた上で工場長に就任していますので、周囲とは以前と変わらない様な対応を心掛けています。
勿論、工場長だからって、威張るとかは全然していません。現場の人はどう思っているか分からないですけど(笑)

 

 

就業時間が決まっているので、家族との時間を大切に出来たりも?

 

そうですね。今8時から17時までが就業時間なので、時間は取れていると思いますよ。

 

 

 

 

 

仕事のやりがいはどういった所に感じますか?

 

月末に私の計画で呼びかけて皆が動いてくれて、チームで目標を達成する時は本当にやりがいを感じ、スタッフの皆様には感謝しますね。チームワークで乗り切って達成した時はいつも本当にありがたい気持ちになります。

専務:工場長からの発案でスタッフの皆様に、日頃の感謝を込めて懇親会を開催しました。工場長は、スタッフのみんなにも優しくて、何より仕事大好き人間なんです。本当に頭が上がりませんよ。

工場長:仕事が好きというか、責任感ですね(笑)
通常業務の中で、機械のメンテナンスをする時間がなかなか取れないことがあります。そんな時は、プライベートの時間に機械のメンテナンスをします。もしも生産中に機械がストップしてしまうと、商品の出荷にも影響が出てくるので。

普段から、機械の調子を見て回り、おかしいなと思った時に部品を手配したりとか。スタッフや会社の全体のことを考えると、仕事好きというより責任感の方が強いと思いますよ(笑)

専務:工場の仕事となると、目の前の仕事に意識がいきがちですが、工場長が責任感を持って仕事をしてくれていますので、スタッフ全体が、生産数や品質について考え、もう一歩踏み込んだ仕事や対応をする人が多いです。工場長がそういった意識で仕事をしてくれていますので、スタッフにも意識が波及しているだと思います。

仕事の仕方を工夫すれば、多様な働き方は実現できる。フットワークの軽さを活かして満足度の高い職場を作る

 

 

 

では専務にお聞きしたいと思いますが、会社を経営する上で「人」を大切にする取り組みとはなんでしょうか?

 

基本的に、機械を扱う仕事ではあるんですね。機械を動かして検査して、出荷作業を行うという仕事の流れになるのですが、食品に関わる仕事なので、全部機械化は出来ていない現状があります
最後の検査は人の目、人の力を借りなければいけないので、やっぱりスタッフのみんな「人」を大事にしなければならないというのは間違いないんです。

例えば、従業員の更衣室・休憩所を整備したりしています。
皆に綺麗な格好をしてほしいという想いから制服の靴代を皆に支給したりしています。

製造工程は消費者には見えない所ですが食品に携わる業種として、スタッフにも清潔に気持ちよく働いてもらうことは重要と考えています。もちろん給料として還元というのも大切ですし、会社の環境整備というのも働く上では重要です。やはりスタッフの皆様が、働きやすい職場づくりというのは重要です。

あとは、勤務体系ですね。子育て中の人もいるので、勤務時間の要望を聞き、出来るだけ対応できるようにして、ローテーションを組むようにしています
うちの会社は若い子だと20代から60代まで働いています。若手の起用と同時に、60歳以上の方も雇用延長をしたり出来るだけ長く楽しく働いてほしいなと思っています。

 

 

 

今どこの会社もそうなんですが、若い力が欲しいという会社がほとんどです。ただ、そうした若い世代の方が減ってくる中で、御社は65歳以上の方も雇用していくというのは、すごく貴重だと思います。そういった方の雇用を進める事で人材が集まりにくい状況を解消されているのですか?

 

そうですね。華やかな仕事は沢山ありますので、若い方はそういうところにいきがちだとは思います。
もちろん、セクターで出来る、出来ないといった仕事はありますが、そういう方でも出来るような仕事作りや環境作りを進めています。

昨年度から、丹(まごころ)ワークサポート丹波さんのご紹介で募集を行わせていただき、実際に定年退職された後に労働意欲がある方に応募していただき1名働いてもらっている方がいるのですが、その方は、午前中は弊社で働いていただき、午後からはご自身の農作業をされています。そういう仕事をしたいというご本人の希望を受けて勤務体系を構築しています。

主婦の方ですと、控除内で働きたいけれど、なかなか働き口がないという方がいて。パート希望の方が1名おられて、上手にその2人の時間を分けて、責任がそこまで重くない仕事をするセクターを作って、仕事してもらう等の工夫をしています。

今、ベテラン、中堅、若手社員とバランス良く分かれていることもあり、仕事の進め方が上手に下に伝達されていく、教えていける体制ができています。ですので、入ってきてもらって、いきなり仕事を任されることはありませんし、同世代の仲間もいますから、着実に仕事を覚えていける環境は整っていると思います。

 

 

外国の方を雇用されたりということは考えていらっしゃいますか?

 

今のところは考えてはいません。

皆さん長く働いてくれています。女性の方も全員正社員で働いてもらっています。事情があってパートがいいと要望があればパートで雇用しますが、なるべく正社員雇用にしています。10年以上勤める方もいますし、定年になるまで、30年近く働いてこられた方もいました。今はありがたいことに長く勤めてくれる方が多いです同業他社を見ていてもゆくゆくはそういったことも現実的に考えていかなければならないとは思います。

 

 

オートメーション化が進んでいますが、最後はやっぱり人の目が必要ですか?オートメーションできない理由はなんですか?

 

人の目は必要だと思います。技術的な面もありますが、それ以上に口に入るものに関わる仕事なので、使う人が安心に思うのは、人の目が通ってないと私は駄目じゃないかなと思います。

他業界でも技術革新が進んでいますし、この先すごく進歩していくと思うのでそうなると分からないですが、今の段階では人の目が必要じゃないかなと思います。

 

 

人の目が通っていると企業間の信用も高まるのですか?

 

そうですね、検査をしっかりしてクレームを出さないように、目標を掲げて達成を目指すことは大事だと思います。同時に弊社でも各ラインに金属探知機を設置して混入の防止を防いでいるのですが、人の目と同時に裏打ちする機械も導入して、お客様に安心していただける意識を会社全体で共有していくことが大事だと思います。 

 

 

技術面や会社の強みとは?

 

技術的には社長と、工場長を中心にしっかりと機械メンテナンスができる環境が整っています。他社だと、機械に故障が出たとなると、業者を呼ばないといけない作業でも、内製化でしっかりやってもらっています。

社長は元々車の整備士だったのが、起業して大阪で電気工事の仕事を立ち上げてずっとやっていた、という経緯があるので、機械や電気に関しての知識が相当にあります。

通常は外注で頼むような作業も工場長に教えながら直していくのですが、そういう所は強みだと思います。業者さんを呼ぶと遠方から来られますのでその間、当然機械が止まりますので、製品の製造もストップしてしまいます。そういったメンテナンス・修理といた技術が強みだと思います。

 

 

機械職人さんが二人いらっしゃるんですね。それは心強いですね。

 

そうですね。機械面ではまさに一子相伝の師弟関係という風に私には映っています(笑)
そして私が、生産管理、品質管理や会社全体の管理を勉強しながらしっかり行っていくことで、会社という車輪が、両輪でうまく回り機能していくと思います。

弊社の様な規模の工場では、一方に偏りがちな所も少なくないと聞きます。生産管理はできて、機械はできないとか。逆もまた然りであったりとか・・・。
弊社は、生産管理や品質管理と、工場で一番大事な機械のメンテナンスとを上手に両輪で機能することが出来てきています。昔は、機械を動かしてある程度の品質のものをつくればそれでオッケーという時代もありましたが、今の時代は情報も多く、消費者の目も厳しくなっておりますので、どんなに些細なことでも見逃すわけにはいけない時代だと認識しています

 

 

今後の展望は?

 

パックにしてもどんどん新しい分野が出来てきているので、そういった新しい分野にも挑戦していければいいなと思いますね。

 

 

新しい分野ですか。となると工場も広げていかなくてはいけないかもしれませんね。

 

そうですね。なかなか難しいかも知れませんが(笑)

 

 

 

工場というと、どうしても機械に目が行きがちですが、それを扱うのも、品質をしっかりチェックしていくのも結局は人の力が必要なんだと、今回のインタビューを通して強く感じました。
だからこそ、より良い生産体制を構築しようと、団結して仕事を進めるヒカミ化成さんには、活き活きとした方が集まっているのだと思います。そうした環境の中で、しっかりと仕事をしていきたい方にはぴったりの求人なのではないでしょうか。

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