社長対談Movie#5〜無農薬農家から広がる里山の可能性。その中心にある人とコミュニティへの考え方とは?〜株式会社竹岡農園・竹岡社長

安)こんにちは。丹波市の移住定住促進窓口、ローカルキャリアオンライン。

本日は笛路村という丹波市のものすごく山奥にあるですね、無農薬の農家さん兼農家民宿兼農家レストラン兼酵素風呂兼パーマカルチャーの先生兼里山保育園という保育園を経営されておられます、竹岡農園の竹岡さんにお話しを伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

竹)まぁ農家ですね。基本農家ですね。

安)いっぱい事業をされていると思うんですけども、

竹)この人数でね(笑)

安)何人でしたっけ?

竹)今正社員が3人と嫁さんとでメインが5人ぐらいですね。

安)たくさんやられている中でメインは無農薬の農業だと思うんですけども、無農薬の農業を基軸にいろんな物を展開されていると思うんですけど、その辺りをお話伺えればなと。

竹)農業を中心にやっているんですが、この無農薬で管理している圃場で子どもを育てたいっていうお母さんらの要望に応えて幼稚園したりとか、農業体験みたいなことを主で行う民宿をしたりとか、肥料を作る第一段階になるんですけど酵素風呂をお客さんに入ってもらったりとか。ご飯も一緒に食べてもらえるようにビーガンのレストランを運営したりとかという形で、無農薬の野菜から繋がる、喜んで頂けるようなサービスを色々作っている感じですね。

安)そもそも竹岡さんって何でこう無農薬の農業がしたいって思われたんですか?

竹)なるほどね。

竹)きっかけは最初に農業研修に行った栃木の農家さんが無農薬栽培でされてて、やっぱり最初に教えてもらった人なんで、そこの大事にしていることは引き継ごうかなという気持ちで初めたんですけど。無農薬のルール変えずに大変なことも多いですけど、曲げずにやってるんは、やっぱり自分の中でキーワードみたいなんがあって自然体がいいなと思ってて。自然体なものを生み出すのに、栽培でできるだけ自然体なアプローチをしたいと。そういう科学的な物っていうのはできるだけ使わないようにっていうのは途中から拘りっていうかルールみたいになってますね。

安)一個一個はまぁ、お客さんの要望というよりかは自分がこれやりたいなと思ったところから始まっているんですか?

竹)僕がやりたいなと思ったんは野菜の生産のとこだけなんですよ実は。そこから先は、まず嫁さんと5年前に結婚して、嫁さんの体調がすごく悪いので元々酵素の肥料を使ってたんですけど、そこが酵素風呂を運営してて試しに酵素風呂入ったら身体の体温が上がって元気になったと。だから1年ぐらい寝込んでというか、あんまり畑出れなかったのが酵素風呂入りかけてから畑一緒にやってくれるようになって。肥料のお付き合いもしててどうせやったら作ったら?みたいな話になって。求めている人多いからということで酵素風呂ができた。民宿はそこに元々住んでた人が出はるタイミングで家を利活用できひんかっていう話で、来客多いし何かでは使えるやろうということで、とりあえず確保だけして購入だけして置いとったんですけども、そしたら泊まりたい人が増えてきて民宿になるっていう。やっぱり風呂入ってそのまま寝て帰りたい人も多かったんですよ。里山幼稚園ふえっこの活動も始まっていたんで、拠点となる施設も必要だったから、お客さん入ってない時は民宿の方を利用して。

安)保育園の方としても使ってたりされてるんですか?

竹)そう。幼稚園自体は嫁さんが元々結婚して最初別居婚やったんですけども、その時からいずれは農業じゃなくて子どもと関わる仕事がしたいって言ってたから、僕からしたらもう農業は一緒には難しいのかなと思ってて。

安)スタッフさんとかも最近増えてこられたと思うんですけど、スタッフの皆さんも来た時に元々そういう農業の仕方を勉強してこられてたりとか?

竹)いや、素人ばっかですね。びっくりするぐらい素人ばっかですね。妻も素人ですし。

安)大変でしたね。何か変わっていきます?マインドは。

竹)今もう僕ほとんど運営には入ってないんですよ。半分経営者で半分まだ指導っていうか。おった方が締まるというか。ということがあるからおるけど、ほぼ現場仕事はやってなくて見習いの子がほぼ7割ぐらいかな。だからほぼやってないですね。2年ぐらいかかりましたけど。

安)もう、どんどん任していこうという意識があるんですか?

竹)そうですね。自分が最初に研修に行ったところ、何も教えてくれなくて見てるから考えろみたいなスタンス。寧ろもうどないかして教えんように済まそうとするところやって。

安)昭和な感じの?

竹)昭和も昭和。それが基本っていうか最初はみんな誰もプロの人だって最初は何も分からないところからスタートしているっていうことが当たり前やと思ってたんで、だから最初素人かどうかということは経験があるかないかっていうのは、あんまりうちは気にしてなくて。最終相性みたいな。見たときにはだぎだなってうちの子らは思うっていうか、ここに来ても居心地が良いだろうし。やっぱりちょっとチャレンジはしたいけど不安要素も大きくてチャレンジできない子が、関わりの中で安心してちょっと背伸びするみたいなのを応援したいかなっていう感じかな。

安)そしたら、今回の求人というか人として入ってきてくれたら嬉しいなという話を伺った里山幼稚園の話に移りたいと思います。

竹)3~5歳。

安)子どもたちが色んな学びを得ていくという場所として作ってきていると思うんですけど、そこに無農薬農家としてのエッセンスが入ってたりするのかとか、笛路だからできるものがあるのかとか。

竹)そうですね、森の幼稚園という規格にはなっていて、森の幼稚園の全国ネットワークの中に入っている里山ようちえんふえっこという事業なんですけども、基本的には屋外で自然に触れさして感性を育てるを大事にしているカリキュラムになるんです。だから基本的に雨が降っても風の強い日でも子どもさんは外で遊ぶと。遊びの中から成長していくきっかけを保育士は捉えていくっていう様な。笛路でやっている里山ようちえんの他の森の幼稚園さんと違うのは、笛路村にすごくコミットしててがっつり拠点がここっていう。遊びの連続性みたいなものをすごく大事にしているので毎日違う山に入って遊ぶんじゃなくて、毎日ここに通って昨日やってた面白いことが今日も続けてやるのか、全くもうそれは飽きて違う遊びに転用するのか。友達も遊んでいた子が変わるとか。一つの場所にしっかり心が根付いて想像性がどんどん膨らんでいく。それこそ安心して想像力を爆発させるようなそういうことをやりたいんですわ。

安)確かに同じ場所でやるからこそ、遊びの発展性が生まれたりとかはありますよね。

竹)繋がり、繋げていくというか、それをすごくうちのスタッフ、嫁さん含めてふえっこのスタッフとか立ち上げの時にお世話になってたお母さんたちは大事にしてくれてて。形態だけいうと自然教育、自然の中でさっき言うてたみたいに森の幼稚園規格なので、自然の中で保育をするということと、あとは少人数制、定員が15名くらいまでなんですわ。それは保育士が2人おるんですけど、たまに補助で3人おるんですけども、保育士がしっかり目が行き届く。この子が何を感じて今どうしようとしたのかとか、この子とこの子が遊んでいて何が起こっているのかというのをちゃんと把握できる人数が10~15名ぐらいっていうことで少人数性。あと異年齢。同世代ばっかりだとそこの中でお兄ちゃん役とかお姉ちゃん役とかちょっと背伸びせなあかん子らが出るのが、3.4.5歳なんで必然的にそこの中で自主性とか責任感とか育っていく。しかも少人数なのですごく関係性が密なので、誰かが困っていたら自分が助けに行くみたいなことが、仲間意識とか共存間みたいなものが育つというか。

安)森の幼稚園の事業で、人をもし入れていくとしたら、働き方とすれば正社員で雇用になるのか、どういう働き方をして欲しいとかあったりするんですか?

竹)正社員かどうかとかバイトなのかとか、どういう形態になるかってあんまりまだ考えてなくて。さっきお話した様に人ありきで結構考えるので、人がちょっと必要だなという状況はあるけれども、その人にどういう動きをしてもらうかと言うのは出会いによって変わるかなというとこは、来てくれた人が何をもってその人の人生にとって本当にうちで良いのかというところで多分相談させてもらった方がいいような気はしてて。仲間は確かに幼稚園の方は必要なところはあるんですけど、寧ろどんな生活がしたいとか、どういう風に例えば里山幼稚園の何がいいと思って関わろうと思いはったのかとか。そういう風な話をちょっとみんなで聞かせてもらいながら、もし希望してくださる方がいるなら自分たちができることはこういうことですけどっていう。

安)最後の質問になるんですけれども、竹岡さんが竹岡農園の事業全部として短期的に色々やっていくというのはもちろんあると思うんですけども、長期的に10年50年100年を思った時に。

竹)100年!?うわー分からへんな。
安)将来こうなっていたらいいなとか、自分たちがやっている事業の種がどうなっていくかとか。

竹)どこを目指すかっていうこと?個人的な話でいい?うちの構成員たち、社員たちがどう考えているかはちょっとまだ分からないけど、僕がいつもみんなに言っているのは最初の話じゃないですけど、自然体な人とか自然体なコミュニティとかそういうのを作りたいんだと。自然体ってどう言うことなのかって言われた時に、絶対おもろいはずなんですよ。何が拘ってるとかこういう野菜の栽培でこういうの拘ってるとか結構すごく言う人いるんだけど、要するに野菜を通して人と人との付き合いをしてて「この野菜出してくるんや竹岡は」みたいなんがおもろいんやと思いますし。

安)なるほど、すごくナチュラルな形ですね。

竹)うん。面白い世の中が良いよね。え、そんなんあり!?みたいなんがどんどん起こって欲しい。一人一人違う段階だからその子にとってその人にとって、その地域とかその集落にとってで見つけた幸せみたいなんが尊重されるような感じ。そのためには俺らがおもろいと思っていることだけを追求したいなと思いますね。

安)よく分かりました。ありがとうございます。

竹)ありがとうございます。

安)丹波市の移住定住促進窓口、ローカルキャリアオンライン。今回は竹岡農園の竹岡さんにお話しを伺わせて頂きました。どうもありがとうございました。

今回竹岡農園さんにご興味持たれた方は、もちろん竹岡農園さんのお店であったりサービスのところに申込み頂いても構わないですし、今回のこのたんばの仕事のお問合せでご連絡頂きましたらお繋ぎさせていただきますので、もしご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、何なりと関係を持っていただけるようにお願い致します。では、竹岡さんありがとうございました。

竹)ありがとうございました。

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