社長対談Movie#8 KOTOS 由良社長

安)こんにちは。たんばの仕事ローカルキャリアオンライン。

本日は地域に根ざした工務店KOTOSの由良社長にお話を伺いに来ました。よろしくお願い致します。

私も丹波エリアに住んでいて、KOTOSさんの可愛いロゴをよく見させて頂いていて、またKOTOSさんがこの家やっているんだとか、ガレージのやつとか色々あって、すごい地域に根ざしている工務店さんなんだなぁという印象があったんですけれども。ホームページを見させて頂くと、暮らしにフォーカスした様な家造りという風に見させて頂いているのですけれども、社長の中で暮らしにフォーカスした思いというのはどの辺りにあるのか、ちょっとお聞かせいただければと思います。

【暮らしにフォーカスした家造り】

由)結構家というのを、色んな性能とかあるいはデザインとかっていうのは、スポットが当たっているのですけれども、でもこの性能って言っても日進月歩ですしデザインも流行り廃りがあるでしょうという感じで、家ってそんな短命ではあかんと思うのですよ。

自分の家の良さが短命で、もう数年後には5番手6番手になってしまっているということではいけなくて、寧ろそういうことよりも「暮らしやすい」とか「快適さ」とか「何で俺の家はこんな落ち着くんかな」ということが大事だと思っているので、いかに過ごしやすいかなと言うことを追求したほうがいいかなと。

安)なるほど。家だけじゃなくて薪ストーブとか家の周りに付属する物っていうのも大事にされていると言う事なんですね。

由)そうですね。まぁ特に薪ストーブで言いますと、できるだけ我々でしたら地元のものを使って家造りがしたいんです。地元の手で造りたいんですけれども、特に丹波市で大きくなった木材を使って家造りをする。それで、どうしても余ってくる材料があるので、その材料はどうするのって考えた時に燃やしてしまえばいいと。その燃やすのもただ燃やすのではなくて、お客さんの家で暖房になってくれたらいいなという。そういう発想で薪ストーブをやっていますね。この薪ストーブをやればやる程面白いなと思うのが、丹波で大きくなった木が材料になってその端材は暖房の燃料になって。やがて、それが灰になって再び土に返るということになりますので、エコロジーというか完全にリンクしている状態。これいいなと思いますし。そんなに難しい訳ではなくて誰でもできることやし、しかもそれによって悲しんでいる人とか嫌だと思う人がいない。みんなにっこりと笑っている状態で完結するのが一番魅力的だなと思っています。

安)丹波市で生まれ育って丹波市の土に返っていくみたいな。なんか、人生みたいな感じですね。

地域に根ざしていて、地域のことをすごく大事にされているなと思っていて、それは元々自分の生まれ育った地域に愛着がないと、そういう発想には至らないのかなあと思いますね。その辺はどうでしょうか?

由)そうですね。人間って結構思い出と共に生きていると思うのですよ。特にこの秋によく思うのですけれども、割と小さい頃の思い出のかなりの部分が私は秋にあるんですよ。ご存知のように丹波市って紅葉がたくさんあって、イチョウなんかもすごい綺麗で。自分の心の原風景みたいなものの中にある色って、紅葉の赤やったりイチョウの黄色やったりとか。イチョウが葉を落として神社の境内とかが金色になっている状態とかっていうのが、何か子供の頃の思い出で。そういうのを大人になってすごい大事にしているなという風に思うのですよね。そういうことを大事にしたいという思いが、どうやって丹波市にそういう美しいところをどうやって家で表現していけるんかなと。

安)なるほど。そういうところもあるんですね。

お庭とかも設計しているんですか?

由)そうなんです。まさしく!家だけではもう多分限界なんですよね。さっきの性能のお話とかもしましたけれども、いくら性能とか家のデザインとかを高めても、やっぱり快適さって家だけで頼るのはもう限界で。できるだけ家の近い所の庭を意識するとか、地域の中にある家ってこういうものだと思うんです。なので、そういうのが割とこの家造りに留まらずに、暮らしや地域やというのを我々はやっている原点になるんだろうと思いますね。

安)やっぱり社長の中でも良い思い出もあるので、お客さんに同じように感じてほしいといいうのもあるのですね。すばらしいですね。

由)何か、夏も丹波市って暑いし冬は厳しいし。そういうのは秋があるから我慢できるんじゃないかなと思うんですよ。本当に、声を大にして丹波市の秋は日本一だと私は思っているので。

安)2つ目の質問なんですけれども、アフターケアに関してホームページにも書いておられたと思うんですけれども、すごくそこを大事にされていると言う印象を受けたんですけれども、その辺お伺いしたいと思います。

【建てた後のアフターケアについて】

由)アフターのメンテナンスみたいなことは当然やっていかないといけないのですけれども、僕らが理想としているのは細かなことからずっとお付き合いを、家を住み始めてからずっとしていくんですけれども、やがてその人の人生で3回我々は工務店として呼ばれたいなと思っていて。1回目は家を立てたりリフォームする時に呼んでもらうんですけれども、2回目はその人が退職とかをして、今から人生のセカンドステージやでと言う時に「ちょっといらいたいねん」という感じで声をかけてほしいですし。3度目は、その家で大きくなった子どもたちが、やがて自分の家造りというものを考える時に、「そういえば俺が育った家よかったな」と言ってもらって、「そうだKOTOSにもう一回言ってみよう」とか言ってもらえたらもう最高じゃないかって会社では言っています。そういうことがあって、やっぱり建てた後のお付き合いというか、家を造るだけじゃなくて家を家守りとして守っていくという役目が大事じゃないかと思っております。

安)やっぱり風土の理解があって初めてその土地に合った建物が建てれられるというのはありますよね。

それこそ、薪ストーブの話にもありましたけれども、薪が全然手に入らないところで建てても大変ですしね。

由)そうですね。僕らも薪ストーブもどうぞ付けてくださいよって言っているだけじゃなくて。僕らが家を建てれば建てる程、建築の廃材が出るので。その廃材をお客さんに本当に原価でお譲りすることができるんですよね。その点薪ストーブをずっと使い続けたりとか。1年に2度程は薪を作るイベントをやっていて、お客さんもチェーンソーで切って、みんなで斧で叩き割って、それぞれ皆さん車に積んで帰っていくというイベントをやっていて。できるだけ、薪ストーブの燃料としてだけじゃなくって、本当に薪を作るところから楽しむということを体感的に味わってもらえたらという思いでやっていますね。

【KOTOSについて】

安)ちなみに聞き忘れたんですけれども、KOTOSという名前をつけられたと思うんですけれども、これはどういった意味でつけられたんですか?

由)今まで一生懸命家を作ってきたんですけれども、やっぱり家だけじゃなくて丹波市で暮らすということを彩りみたいなものをいろいろ提案できる会社になりたいなというので。丹波市の生活に資するあんなことこんなことの「こと」を複数形にして、KOTOSと言う名前になったんです。

安)なるほど複数形のSなんですね。ことたちっていうことですね。なるほど。

家造りっていうのは生活で色々なことが合わさってできていると言う事ですね。

由)そうですね。家って完成した姿がそのまま完成じゃなくって良いと思っているんですよ。逆に面白くないというか完成した時に全部、お客さんが全て把握している状態って面白くないと思うんですよ。逆に住み始めた人が、10年とか20年経ってきた時に「あれなんかここに座っていると気持ち良いけど、なんでやろな」という仕掛けを実は残していきたいなと。その時に「KOTOSさすがやな」と言ってもらえたら、僕らは本当に満足なんだと思いますね。

安)なるほど10年後でも良いということですね。

3つ目の質問になるのですけれども、地域でお家を建てて下さったお客様に、後からインタビューをされているという話を私を聞いたんですけれども、その辺のお話を伺えますか。

【お客様からの声について】

由)インタビューはそもそも住み始めてみられてどうですかと聞くインタビューがあるんですけれども、やっぱりそのインタビューを見るんですけれどもこれが嬉しいなと思う事は、最後自由に書く欄があるんですよね。そこに「今のままのサイズでいてください」と言う感じのことが書いてあるのですよね。みんなが知っているブランドではなくて知る人ぞ知るというか。本当に我々と意気投合して家造りを楽しんでこれた人たちのためにあるブランドという風になりたいと常々思っているんですけれども、まさしくインタビューでもそういう様な「今のままいてください」という様に書いてあるのは1番嬉しいですよね。

安)本当に先ほど仰った様に、定年退職するタイミングでもお子さんが家を建てるタイミングでも声をかけていただけるというのは、やっぱり脈々とコミニケーションをつないできたからということが絶対ありますよね。

由)これみんな誰でもそうですけれどもね、思い出と一緒に生きている、暮らしていると思うので、やっぱり最初にKOTOSを選んでくれはったという方の思い出は、やっぱり犯さず続けて欲しいというか、やっぱり本当に変わってはいけないなと思うんですよね。それが地域の工務店としての役割でもあるだろうし、という風に感じますね。

安)なるほど、ありがとうございます。

では、最後に今回こういう方に来て欲しいなというのは企画の話と伺ったんですが、新規のお客さんを呼んでくるための企画っていうのが多分あると思うんです。住んだ方とのコミニケーションと言う意味での企画もあると思うんですけれども、これはどちらも両方ですか?

由)両方ですね。企画って自由な頭でやってもらいたいので、あまりこうでないといけないとかこうしてよって言う古典的な考え方ではなくて、色々な方向からこんなんどうやろうっていうKOTOSの真骨頂だと思うんでね。今までこんなこと思わへんかったなということを言ってくれる人間と。やっぱりそういうことが特に我々くらいの会社なら即それに反応して。会社でも言うのですけれども、何か面白いことを考え着いたらとにかく丹波で1番先にやろうぜ!ということを言っているんですよ。2番手3番手なら、それはもう他3番でも4番でも全部同じ様に見られてしまうので、1番先にやろうと。あーやこーや考える前にとりあえずやってみて、あかんかったものは次に上書きすればいいだけなので。そういう感覚でやっていきたいなと思っていますね。それはもう本当にキャリアも関係なく、それええなということは、割と実際にやりますね。働き方改革的なこともそうでしたね。コロナで無理矢理働き方改革って無理矢理進んだ部分があるんでしょうけれども、あれもリモートワークとか早かったですね。やっぱり、そういう風にしても働けるという人はそうしたらいいし、やっぱりそうでない人は難しかったかもしれないけれども。でもそうしてもいいって言う人の意見を潰してしまう訳にはいかないのですぐやろうって言ってやっていましたね。

安)なるほど。いやー面白いなぁ。なんか本当にそういう会社で働きたいと思っている人は結構いるような気がしますね。

由)そういう人がいれば、是非連絡いただきたいのですけれどもね。

安)びっくりされると思います。ありがとうございました。

本日は、ローカルキャリアオンラインオンライン。地域と一緒に暮らしを作る工務店KOTOSさんにお話を伺いました。ありがとうございました。

今回のインタビューを見て、本当にここで働きたいなと。こういう企画ができる面白そうな会社さんがあって興味があると言う方は、たんばの仕事のお問い合わせのところにご連絡を頂いても構いませんし、由良工務店さん・KOTOSさんに直接ご連絡を頂いても大丈夫ですので。興味を持たれた方は一度ご連絡頂ければと思います。それでは今日はありがとうございました。

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