時代に合わせて移り変わる庭(エクステリア)のお仕事。独立も推奨するわきあいあいとした職場 – 株式会社田中

家を建てる時、建物も大事ですがお庭に関してもこだわりを持ちたい方は多いかと思います。今日は造園業から時代に合わせた外構・造園設計施工のお仕事をされている株式会社田中へお話を伺いに来ました。

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・Uターンをして庭のことを一から勉強。自分で自分の描いた庭を作る楽しさがあった。

・お客さんとも、仕事仲間ともコミュニケーションを大切に。年齢関係なくフラットに意見を出して話し合う。

・独立応援派な社長の考え方。横のつながりを大切に、同業者として助け合う。

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お話をお伺いしたのは2代目社長の田中さんです。

まずはじめに、どのようなお仕事内容になるのか、教えてください。

基本的には外構、造園屋さんですね。カーポートを作ったりもします。夏場は植木の剪定作業をしたり、もちろん和風の庭の依頼があればやるし、土木工事とかもやります。昔だったらタイル屋、左官屋、造園屋と、分かれていた仕事をまとめてするのが外構屋みたいな感じですね。外構屋専門でしたら木を植えたりするのは植木屋に頼みますが、元々造園屋なので、一式まとめて出来るようにしています。

昔は、ずっと和風庭園ばっかりやっていたのですが、もう十数年くらい、和風の庭を作る人はいない感じで。昔、庭を作らせてもらった植木の剪定はまだあるんで、和風の庭に全然携わらへんこともないですけど。

お客さんの要望に合わせてまた業態も変わってきた感じですね。

そんな感じです。時代に合わせて変わってきた。僕らの時代は和風の庭から洋風な外観、外構の工事が増えてきて。他にも、純洋風じゃなくモダン和風みたいな感じで一部石を使ってみたりとか。変化してきてるから全部に対応出来てるんじゃないかなって思ってますけど。

ブロック屋からそのまま外構屋になった人だと、石とかは苦手な部類になるし、上手いこと流れに沿って変わって来れたから、全般的に対応出来るようになったんちゃうかなとは思っています。


Uターンをして庭のことを一から勉強。自分で自分の描いた庭を作る楽しさがあった。


社長は元々お父さんがやっている事業を継ぐつもりで色々勉強してこられたんですか?

庭のことは、丹波市に帰ってきてからしましたね。 僕は大阪と神戸で飲食店の仕事をやっていて。冬は暖房、夏は冷房の中で仕事をする予定やったのに、冬は雪の中、夏は日差しの中で。こんなはずではなかった。(笑)

自分の実家がこんな仕事をしているっていうのも知らなかったんです。ブロックを積むとか。昔やから木の散髪を親がしてたっていうぐらいのイメージで。まさか、ブロック積んでユンボに自分が乗るなんて思いもしていなかったです。(笑)

戻ってくるつもりはなかったんですか?実際、今は、丹波市に戻ってきて家業を継がれて、何かきっかけがあったんでしょうか?

飲食店はね、あとはお金さえあれば継続出来るかなと思ったんです。こっちの仕事はお金があってもこの先経験がないと出来ないなと思って。 植木屋の仕事と思って帰ってきたんですが、実際は違いました。でも自分の家業ですから一から学んだ感じです。

今で16年目とお伺いしました。イメージと違っても続けてこれて、社長も代替わりされたんですね。何か続けて来れた理由はありますか?

まあ自分の仕事なので、勤めに行って全然思っていることと違うとか、そういうストレスの溜まり方はしないかな。あと興味を持ったら面白いかなと思いますけど。

今は、庭も工務店とか大手の会社が庭ごと契約をしてうちに発注してくるので、どちらかと言うと図面通りに作らんとあかん仕事の方が多いですが。

その中でも、自分で自分の思いを描くと楽しいですね。直接依頼をしてくれるお客さんは設計もやりますし。 僕らの仕事は完了していくので、ドンドン新しい所、新しい現場、そういう面白さもあるね。

工場勤務みたいなずっと同じことの繰り返しではなくて。完了があるのは気分転換にもなるし「できたー!」って気分にもなる。

お客さんの家の庭を隣の人が見て「うちもやって欲しい」って言うてくれた時が一番大成功って思いますよ。こっちから営業に行かんと、出来たところを見て「どこでやってもらったん?」って。


お客さんとも、仕事仲間ともコミュニケーションを大切に。年齢関係なくフラットに意見を出して話し合う。


株式会社田中さんで職人として働く、仙水さんにもお話を伺いました。

仙水さんは、現場監督のお仕事をされてるんでしょうか?

いやいや、普通の職人ですよ。現場によって、一番職歴の長いものが自動的にそこの職長みたいな感じになります。社長と一緒に行ったら社長が指示するし。担当は自然と出てくるんでね。

社長とコミュニケーションを取りながら庭を作っていくと思うんですが、難しさとかこんなん出来た時が嬉しいとか、そういったことはありますか?

僕個人的には、出来た時の喜びもあるけど一番大きいのはお客さんが「ありがとうございました」って笑顔で言ってくれること。そこからの繋がりでさっき社長が話していた通り次の物件を紹介してもらえたりしたら「あー、やった甲斐があったな」と。繋がりで結局知り合いも増えたり、また紹介でと連鎖が起きるのが一番嬉しいですね。

やっぱり、お仕事の中でお客さんとのコミュニケーションを取ったりされるんでしょうか?

僕は、基本そういうことを大事にするタイプなんですよ。この仕事をする前から人と接してしゃべるってすごい大事な事だと思っていたので。挨拶も含めて。

昔は石屋で仕事をしていて、その時はあんまりお客さんと接することはなかったんですよね。自分の中での満足感、達成感はあるけど、最後はお客さん。ありがとうございます。言うてもうたら、ええかな。

社長とコミュニケーションを取りながら進めていく仕事もあると思うのですが、そのあたりは意見がうまく噛み合って進められますか?

最初っから最後まで噛み合わへんね。(笑)

一同)笑

田中社長)もう、こういう業界なんで、わがままな人多いやないですか。(笑)僕は僕で、言い出したら聞かへんらしいですわ。

仙水さん)色々経験した上で言ってるからね。でも、現場の中で色んなイレギュラーなことが起きたりとか、そういう時は、相談し合いながら進めていきますね。

もちろんスムーズに話が進む時もあるし、そうじゃない時もある。けれど、全然喧嘩になったりはしないですよ。(笑)最後に集まって何かあったら皆で話し合う。現場に行ってないもんも一緒に「どうするー?」みたいなんはありますね。それは年齢とか職歴に関係なくやるので、仲は良いと思いますよ。

現場での和気あいあい感はすごいよ。(笑)

仙水さんは、今後何かやっていきたいことがあったりされますか?

仙水さん)そうですね、逆に今無くなってきている和風の家をガンガンやっていきたいですよね。元々やってたみたいな。

田中社長)松って和風のイメージでしょ?何をもって洋風にするかにもよるけど、松だけ一本ポツンとあるだけでは合わへんかもしれないので周りの組み合わせようで作っていったりね。自己満足ではなく、お客さんが求めてるようにとは思うねんけど。

仙水さん)結局、お客さんとの話が合致しないと話が進まないしね。お客さんがどういうイメージしとってか、こっちばっかりの意見は通らない。


独立応援派な社長の考え方。横のつながりを大切に、同業者として助け合う。


やっぱり庭師のようなイメージで、この人はこれが得意、これが長けてるという得意分野が出来てくるんでしょうか?

むしろ全員オールマイティになる方をイメージしたい。従業員がなんでも出来るようになってくれたらって。 長く継続してくれている従業員さんも多くて。

全部出来るようになるには時間がかかりますか?

10年程いて独立する子もおるんですよ。 うちのところは独立応援派なんで。

そうなんですね!職人さんを育てて会社を大きくして、というイメージがあるのですが独立を応援する理由ってあるんでしょうか?

もともと親がこの業界を自分の代で始めまして。自分でやらな儲からへんと。同じサラリーマンやるなら正直この業界、建設業界って多分お金の面で言ったら一番低いランクになるんちゃいますかね。

だからうちで頑張って、独立して。独立したらライバルやけど、敵対のライバルじゃなく、こっちの仕事が忙しい時は手伝ってもらえる関係になったらベスト。

実際にそういう方もいらっしゃるんですか?

そういう方が多いですね。基本そう。 こういう仕事を始めようと思ったら、重機やダンプを揃えるのは大変。お金もかかるし。最初から独立と思ってなくても、今日思うかも知れへんし、明日思うかも知れへん。だから、去る者追わず、来るもの拒まず。

独立した人が違う現場に行く時に、ここの重機が空いてたらちょっと貸してくれませんか?みたいな話があったり?

あー、もう多々あります!

一同)笑

仙水さん)横の繋がりはすごい大事にしていってる。社長自体がそう。気使ってはるし。どの営業所にも。

田中社長)メリットデメリットやないけど、事務所の近くに忘れもんしたらちょっと貸してくれって言いやすくなるでしょ。

仙水さん)そう、敵を絶対作らん組織かな。敵を作るとね、色んなことあるやないですか。

新しい人が独立して最初で機械がないからってね。レンタル会社行ってもすぐにポーンと貸してくれへん。なんで貸してくれるかというと信用があるから。そんなんもあるし、辞めるまでの関係性いうのはすごい大切にしてますよね。

組織作りとして、中の人を育てるのはもちろんですが、外に助けてくれる人もどんどん増やしていってるんですね。

それはね、そうなってほしいなと。独立するんやったらね。

従業員さんと明るくコミュニケーションを取りながら、独立も推奨していく。その上、独立した方とも良好な関係で一緒に仕事をすることもあるという事に驚きました。敵を作らないという社長の考え方が、組織にも、独立してからも続くんだなと感じさせられるインタビューでした。

《フルタイム職員募集詳細》

求人番号 28130-830211
求人情報の種類 フルタイム
事業所名 株式会社 田中
代表者名 代表取締役 田中直人
所在地 〒669-3822 丹波市青垣町大名草174-1
職種 造園 外構 土木
雇用形態 正社員
年齢 45歳以下
就業時間 7:30~17:00
又は7:30~19:30の間の8時間程度
時間外労働なし  
休憩時間90分
賃金 月給 基本給(月額平均) 180,000円~250,000円
就業場所 〒669-3822 丹波市青垣町大名草174-1
福利厚生 通勤手当:実費支給 上限あり(5,000円/月まで)
加入保険:雇用 労災 健康 厚生
退職金制度あり(勤続5年以上)

※この求人情報は、ハローワークが受理した求人票から、その一部を抜粋して掲載しています。さらに詳しい情報はハローワーク求人情報をご覧ください。

※内容は、掲載時から変更になっている場合がございます、詳しくはお問い合わせください。

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