【社長対談Movie #18】AI時代にも求められる薬剤師の仕事・ドライブスルーでも調剤をできるコロナ禍で喜ばれる施設も〜ミツワ梅垣薬局〜<医療・福祉>

 

 

安)こんにちは。たんばの仕事ローカルキャリアオンライン。

本日はミツワ梅垣薬局という薬局の薬剤師兼社長をされている梅垣さんにお話を伺いに来ました。梅垣さんは、株式会社ひやくという薬剤師さんたちの会社の役員もされていまして、その2つの事業について今日はお話を伺いたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

 

梅)よろしくお願い致します。

 

安)まず最初になんですけれども、梅垣薬局さんの事とひやくさんの事について2つお伺いさせて頂きたいと思います。事業の内容についてちょっとご説明いただいてもよろしいでしょうか。

 

梅)ミツワ梅垣薬局は主に処方箋受付業務と、それから処方箋調剤業務。あとは一般薬品の販売。それは漢方薬も含めてということになりますけれども。大体、比重としたら半々くらい。

 

安)漢方薬と処方箋調剤との?

 

梅)そうですね、半々位の感じでやっています。株式会社ひやくの方は、処方箋がほぼ100%。今度、ひやくも丹波篠山市にも店舗が1店舗できまして(ひやく薬局こんだ)。そちらでは一般医薬品も取り扱いを始めましたので、また少し比率が変わってきたりするかなというところはありますけれども、基本的には処方箋調剤。

 

安)処方箋というところで、特にひやくさんの方は新しくできた丹波医療センターの処方箋を受け付けられているという風に伺っておりまして。かなり大きな医療機関というか病院さんなので、そこの仕事を回していくというようなイメージ。その中でひやくさんの面白い取り組みとして、ドライブスルーで処方箋を受け付けてお薬を渡すと言うお話を聞いたんですけれども、その事業の概要と。あと、今回のコロナ禍でどういう役割を果たしたかという事について少しお話を伺いたいと思います。

 

【ドライブスルー処方箋受付】

 

梅)そもそも株式会社ひやくはドライブスルーとドンと目は売ってなかったんですけれども、旧柏原病院の前に店舗を元々は構えていたんですけれども、そこでもドライブスルーができるような構造にはしていたんですよ。と言うのは、発熱していらっしゃる方とか、インフルエンザの方であるとか。要は感染性の病気の方向けに、薬局の中に入らなくてもお薬の受け取りができると言うような環境を整えるためにそのような構造にしていたんですね。まぁ、でも実際それがあんまり稼働する事はそんなになくて。ただインフルエンザとかそういうのが流行期になれば、そこの窓口を使っていただくと言う事はもちろんしていたんですけれども。だからといってそれをドンと表に出して宣伝するということはしていなかった。それは他の株式会社ひやくの他の店舗のアット調剤薬局でもドライブスルーができる構造にはしていたんですね。やっぱり、それを表にあまり出していないので利用者さんがまるきりいなくてですね…。

 

安)それはコロナ禍の前?

 

梅)前です、そうです。非常にもったいない、利用していただくのにアピールをしようと言うことで看板を付け替えて。アットの近くに行ってもらうと、今すごく目立つ大きな看板が付いているんですけれども。まぁそれで利用される方が増えるようであれば他の店舗でもと言うことで。それで、やっぱり狙い通りアット調剤薬局のドライブスルー利用の方が増えたんですね。増えると言う事はやっぱり便利なんですよ。その後に丁度旧柏原病院が閉院となって株式会社ひやくのセンター薬局店も医療センター側に移転するということで、その際にどうするかと言う話し合いになったんですけれども、是非やっぱりアット店が上手くいっていたので、やっぱりやった方がいいだろう!ということで。しっかり取り組めるような形に丁度したんですよ。その半年後くらいにコロナがたまたま…発生したということで。実際に利用される方が今でも多くて。やっぱり非常事態宣言が出たりとかそういうような状況になれば、建物の中に入ってということは、特に病院へ行かれる方は基本的に基礎疾患を持っている方がいらっしゃいますので、やはり細心の注意を払って生活していらっしゃいますから。まぁ、そういう方の助けにはすごくなったのかなあと。

 

安)その株式会社ひやくさんっていう組織は、丹波市管内の薬剤師さん達で構成されているのでしょうか?

 

梅)働いていらっしゃる方は、ほとんどが丹波市に住んでいらっしゃる方ですね。薬剤師さんとあとは一般事務さんは丹波篠山市の方もいらっしゃいますけれども。つい最近までは三田市から通っていた薬剤師さんもいましたけどね。

 

 

【AIと薬剤師の仕事】

 

安)これからAIの技術が発展してきた時に、薬剤師さんとかもある程度のところをそういう技術に奪われていくというか代替されていく可能性があると言うことを言及していただいていて。その中でもどういう薬剤師さんが生き残っていくというか、求められるかって言う話を。コミニケーションのところでお話ししていただいていたとは思うんですけれども、そこをちょっと詳しく聞かせていただきたいです。

 

梅)調剤をするということに関しては、AIでもそうですけれどもロボット的なものがどんどん入ってくる可能性は高いし、やっぱりそっちの方がミスが少ないんですよね、どうやったって。ロボットだってミスをする事はもちろんあるんでしょうけれども、やっぱり確率的には圧倒的にロボットの方が少ないですし。実際にうちの今のここの薬局でも用意したお薬をチェックするのにバーコードリーダーで全部読み取ってということをするんですね。そうするだけでも、やっぱりチェックがしっかり働くと。人間の目でチェックするよりははるかに正確。

そういう技術は基本的には患者さんを守ることにもなるし、もちろんひいては事故が起こらないって事は薬剤師自身の身を守ると言うことにもなりますから。どうやっても入ってくるシステムだと思うんですよね。じゃあ薬剤師が人間として何をするのかと言うことになるとなかなか深いテーマになってくると思うんですけれども。ここ10年20年位先の話でいけば、まだ完全にAIに置き換わることにはならないと僕は個人的に思っているので、やっぱり対人間、対患者さんにどのように接していくかということ。コミニケーションを取ることが結構大切になると思うんです。高齢者の方となるとこちらが話したことを理解してくださっているようで意外と理解してくださってなかったりというかいうこともあるので。それをAIに置き換えて単純にうまくいくのかっていうとなかなかその部分は難しい面もあるんじゃないかなぁと。こちらが何回も聞き方を変えてやっと理解していただけて答えが返ってきたりということも日常的によくあることなので。その辺は置き換わりがまだちょっと先。もっと先じゃないかなぁという風に思っています。これからの薬剤師には国も求めていることでしょうけれども、コミニケーション能力はすごく求められていますから。今の薬学部の学生なんかもコミニケーションをいかに上手に取るかっていうことはすごく実習なんかでも教育されるようです。

 

 

【漢方薬に対する思い】

 

安)漢方薬を追求されているという意味で、他の薬剤師さんとか薬局と差別化されているなと思っておりまして。その漢方薬を極める中で病気に対する考え方とか色々お持ちだと思うんですけれども、その辺ちょっとお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。

 

梅)漢方薬ってとっても僕は好きなんですよ。もう単純に好きなんですよね。僕学生時代の時に気付いたことがあったというか認識したんですけれども、うちはもう父親がここをやっていましたから、父親がもう漢方薬が大好きで。僕が風邪を引けば当たり前のように漢方薬を飲んで育ったんですよ。小さい頃から飲んでいるんですけれども僕自身は風邪の治る過程を漢方薬を飲んでしか経験していないので、これが早く治っているのか治りが遅いのか分かっていないんです、小さい頃から。大学に入って初めて、大学に入った頃から一人暮らしになっちゃったんで風邪を引いたりするといよいよ漢方薬が飲めない状況に置かれたんですよ。大学に入って初めて風邪をひいて病院に行ったんですよ。当時は抗生物質が出て咳止めや去痰剤が出て飲むんだけれども全然スッキリしなくて。全然スッキリしないんですよ。熱が3日4日ぐらいで下がるんだけど、下がった後少しもスッキリしないんですよね。それを何度か経験するようになって、やっぱり漢方薬効いていたんやなということを。

 

安)そこで実感したんですね。

 

梅)そうですね。その発想からとりあえず親父も漢方薬大好きでやっているし、まぁやっぱり漢方だなぁと思って。漢方を勉強し始めて。僕もやっぱり漢方を勉強していく中で西洋医学と相反する考え方、物の見方をするというところががすごく楽しくて。西洋医学ってどっちか言うとどんどんどんどんミクロで見ていくんですよね。最後は遺伝子という話になってくるんですけれども。だからすごく部分を見るんですよね。でも、東洋医学の場合は全体を見るんです。だからよく漢方の相談に来られるお客さんでも、腰が痛いから腰を治してくれって言われたりするんですけれども、腰を治すためにはなぜ腰が痛くなったのかと言う原因がすごく大切で。そうすると腰だけの問題じゃなくて、例えば他の内臓の調子がちょっと崩れているから姿勢が悪くなって腰が痛くなったんじゃないかとか言う仮説を立てて。その仮説に基づいて舌を診てみたりとか。問診で胃の痛みは出たりしていませんかということを聞いたりする。腰だけじゃなくてその他のところ。要はそれは全体に多岐に渡る訳だけれども、身体全体を見て治す方針を決めていくというところになるんですよね。

 

安)根本がこれじゃないかというのを探り探り?

 

梅)そうそう、そうです。

 

安)バチっと決まると、これやったのかというふうになるんですね。大分、まぁまぁの変態的なあれですね。(笑)

 

梅)そうですね。(笑)

 

安)まぁ、最後にというか今回はミツワ梅垣薬局さんの求人ではなく株式会社ひやくの求人ということで、そっちは西洋医学になると思うんですけれども。どんな方がここの薬剤師の仕事が向いてるんじゃないかとか、もしくはこういう方がいらっしゃったらぜひ来てくださいみたいながあれば最後にお聞きできたらと思います。

 

 

【求める人材】

 

梅)今ひやくでは、丹波医療センターというこの地域では基幹となる大きな病院の前に1店舗。あとはその近くの整形外科があるようなところの前に1店舗あったり、内科さんの近くに1店舗というところがあって。あとはこの間5月にオープンしたんですけれども丹波篠山市の今田町に1店舗作りました。どういう方に来ていただきたいですかというのは、もちろんしっかり働ける方というのが1番大前提なんですけれども、人の中で働いていくことにおいて人間関係ってすごく大切なんですね。ちょっと気を遣えるっていうだけでも職場環境って全然違ってくると思うんですよ。

そういうことを考えていただけるような方に来てくれるとすごく嬉しいなと。

 

安)それって、本当に最初にお話ししたAIに代替されないコミニケーションというところですよね。

 

梅)それもつながっていきますね。

 

安)やっぱり、何か人が少ない分来ているおばあちゃんとかも薬剤師さんのことを人として認識するようになるような気がしていて。この薬局に行って薬をもらうだけという関係だけじゃなく「あんたこないだ言ってくれてありがとう!」っていうのが多分もう目に見えてありそうだなと思いますね。

 

梅)そうですね、確かに。それは1つの働きがいとかやりがいになりますね。

 

安)そうですね。ありがとうございます。本日はミツワ梅垣薬局の代表であり、株式会社ひやくの役員でもあります梅垣さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。

 

梅)ありがとうございました。

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