【社長対談Movie #21】地域に触れて、貢献して、幸せを与えるような仕事を理念に掲げる福祉施設。圧倒的な支持率の村長になる!〜一般社団法人 One Three〜<医療・福祉>

 

安)こんにちは。たんばの仕事ローカルキャリアオンライン。本日は、一般社団法人One Threeさんの高見社長にお話を伺いに来ました。どうぞよろしくお願い致します。

 

高)お願い致します。

 

安)あの、初めになんですけれども、まずOne Threeさんの事業内容を教えてください。

 

高)障がい福祉サービスの就労支援と居宅派遣サービス(訪問介護)になります。

 

安)パンとかもやってらっしゃるんですか。

 

高)はい、そうですね。就労部門の方でパンの製造とキンパの製造と販売をしております。

 

安)キンパってなんでしたっけ?。

 

高)キンパっていうのはね、韓国の巻き寿司ですね。うちの法人の職員で韓国の方がおられて。直伝で。

 

安)そうなんですか。面白いですね。

 

高)恵方巻の時は500本売れました。

 

安)500本!?!?

 

高)夜の0時から巻き続け。

 

安)それ、すごいですね。丹波市だけですよね。

 

高)丹波市だけです。

 

安)6万人の人口で500本て…。

 

高)まぁまぁやね(笑)

 

安)すごいですね。作られるのも施設の利用者さんとかに作ってもらいながら一緒に作ってってということですよね。

 

高)そうですね。全ての作業工程に利用者さんに入っていただいて一緒に作り上げる。

 

安)なるほど。利用者さんは重度の方が多いんですか?

 

高)そうですね。うちは軽度の方から車椅子に乗られたりするような重度の方まで来ていただいております。

 

安)なるほど。割と軽度の方が最初は利用者さんとしてこられて、そのままスタッフさんになられたりとかいう話もありましたもんね。

 

高)そうですね。うちは今まで4人。利用者さんスタートで非常勤の職員さんになったり、正職の職員さんになられたりというのが道筋としてありますね。

 

安)それは何か別にこっちからアプローチをしたとかではなく自然と?

 

高)そうですね。最初のほうの方はアプローチせずここで自信をつけてくれて、この仕事がしたいと言ってくれて。「じゃあ資格を取りに行ったら」って言って。取って、じゃあ雇うわと言う流れで。

 

安)One Threeさんで取り組んでおられる利用者さんの自己肯定感を育むというか、上げるような取り組みとしてお仕事をどんどん渡していかれると言う話があったと思うんですけれども、その辺を少しお話聞かせていただいてもよろしいでしょうか。

 

 

【One Threeの取り組みについて】

 

高)自己肯定感ってまず…勘違いされやすいのが、良いところを伸ばすだけが自己肯定感ではなくて、その子のダメなところ、できないところ、課題。それも含めてあなた自身だよと受け止めることがまずは自己肯定感に繋がるので。それは、まず相手を認めるっていうところも入っていて、自分にはないことを相手ができている。すごい。でも、あなたも人ができないことをできているっていうところからスタートをさせていて。その中で、あとはできることをこの作業にどんどん取り組んでいくと。特技を仕事にしたり、生活の課題を仕事にして日々繰り返してできるようになったりというのも組み込んでいます。

 

安)やっぱり、利用者さんて目に見えて変わっていきます?

 

高)そうですね。早い方で1年もすれば「そんなに変わったんやなぁ!」と言うのもありますね。

 

安)なるほど。何か具体的なエピソードでこういうところが変わったみたいな。

 

高)あーそうですね。障害持たれている方って、割と指示待ちというか。こうしてくださいと言われて動く方が多いんですけど。最初はそういう方でも、洗濯を。ちょっと目が悪かったんですけれども、「干そうか」と言って一緒に干してて。それを毎日一緒にやってて。最初はぐちゃぐちゃなんですけれども、全部終わってどっか行っちゃった後にきれいにやり直しながらやっとって。それでも次の日してもらってを繰り返しとったら、今度は洗濯を干すことが自分の仕事やとなって。洗濯機がピーピーって音がなったら、自分でこう、洗濯物を取りに行って洗濯しますみたいな。指示なくても動くようになって、今度はそれを繰り返していたら家に帰った時に雨が降ってきて。家の洗濯物を自分から取り入れたというのがあって。

 

安)なるほどなるほど。

 

高)今までそんな事は1度もなかったみたいで。それが、自発的に行動できて。しかもそれが生活にも生きてきてという良い例というか。

 

安)それこそお父さんもお母さんも喜びますよね。

 

高)そうですね。そんなことまでできるんだという風になりましたね。

 

安)なるほど、いいですね。そういう心温まるエピソード。

 

高)やりがいのある瞬間やね。

 

安)なるほど。ありがとうございます。今度はあの、障害者福祉サービスをやり始めたきっかけというか、最初高見社長が地域に恩返しをする仕事をしたくて始められたと言うことを聞いていたんですけれども、その辺ちょっと詳しく経緯から。なぜ恩返しをしたいと思ったかと言うところをお願いします。

 

【この仕事を始めたきっかけは?】

 

高)中学2年生の時に父親が急に亡くなって。その時は塞ぎ込んどったんですけれども、友達やったり地域の方にすごい声をかけられて。ほんまに感謝しかなかって。それでどんどん立ち直っていって自分の好きなような野球をやらしてもらったりしとったんで。これはいつか恩返ししたいなーと思っていたんですけれども、まぁすごい人数に支えられたわけやから1人ずつ恩返しできへんなと思って。それやったら村で何か役に立つことをし続けよと思って。手っ取り早くここに会社を構えたら、地域のために何かできるんじゃないかなと思ったのが最初ですね。

 

安)起業されたのは何歳の時でしたっけ。

 

高)起業したのが30歳。

 

安)それまではどこかで働いてから?

 

高)そうですね。神戸で10年間ほど働いてこっちにUターンしてきました。

 

安)やっぱりこれが地域に恩返しできるものだと思われた?

 

高)そうですね。もう僕は天職やと思っているんで。これしかない。寧ろ、これ以外僕はもう思いつかなくて。

 

安)30歳の時にここに来てと。今何年目でしたっけ?

 

高)今7年目に入りました。

 

 

【高見社長の夢の話】

 

安)そのままそのままの流れで夢の話で。村長になりたいと聞いております。

 

高)しかも圧倒的な支持率で。

 

安)どういうことですか。圧倒的な支持率。

 

高)それはもう「村のことは高見しかおらんな。あいつに聞いたらなんとなく分かるし。相談してこいやと言われる様になれば、また恩返し、し続けることが可能なのかなと。

 

安)同じように、高見社長みたいに不幸があった子たちを救ったりできるでしょうしね。

 

高)そんなヒーローにはなれへんかもしれへん。人生最後まで村に恩返しをし続けんとあかんぐらいな恩恵を僕は受けとるんで。何かそういう役職と言うか、あったら怠けへんやろうなぁと。

 

安)市長とか市会議員とかじゃなくて村長!

 

高)村ですね。僕の器なんでこれぐらいい。いや、それでも凄いんですけれども。家の家長ですらちゃんとできてへんのに。嫁が聞いたら怒る…。村長て。まずは家長しっかりしてくれと。

 

安)いやいや。でも、本当素晴らしいですね。本当になりつつあるんじゃないですか、実際に。

 

高)村の人とは積極的に交流もして。ここで秋祭っていうのを、この鴨ノ庄っていうのは貧困な村やったんで、豊作を祝う祭りはなかったんですよ。昔から。それでそれは寂しいなということで、UターンとIターンの人だけを集めて実行委員会を作って、秋祭りをさせてもらったんです。その秋祭りで結婚式をさせてもらって。障害を持った夫婦が結婚すると言うことで、そこで結婚式をさせてもらって。ギュウギュウの人たちにお祝いしてもらって。小学生が手作り神輿を作って小学校からここまで「わっしょいわっしょい」と言って来るんですよ。祭りがなかったから今まで、今道行く人が泣きながら見てくれて。

 

安)なんてエピソード持ってるんですか。

 

高)すごい感動だったんです。ほんまに。それを2回やってコロナで今はできてないんですけれども、そういうこともしたり村のことも積極的にお手伝い入ったりしているんで。声はしっかりかけていただけるようになりましたね。

 

安)それはスタッフさんも一緒に手伝ったりしてもらってということですか?

 

高)そうですね。うちの法人の理念に『地域に触れて、地域に貢献して、地域に幸せを与えるような仕事をしましょう』と言うのを入れておるんで、積極的に参加されますね。

 

安)めっちゃいいじゃないですか。

 

高)今回、職員らが考えて月に一回ダイエットを兼ねてゴミを拾うというのを職員らだけで考えてくれたんですよ。それはすごい嬉しかったですね。僕が今まで一緒にやろうって言っていたもんで。

 

安)地域に根ざして地域のことをやりたいって社長が強く思っていたら、強制じゃなく周りの人もそうなっていくんですね。

 

高)そうですね。共有してくれて思いを。思いを共有してくれたら今度は自分で考えてね。行動して、それが連覇していくっていうのはすごい嬉しいですね。

 

 

【どんな人と一緒に働きたい?】

 

安)最後、どういう方に来て欲しいとか、一緒に働きたいとかがあればお願いします。

 

高)やっぱり1番は特殊な仕事ではあるので、この仕事がしたいと言う人。年齢、性別も問わないんで。障害をもたれた方と一緒に働きたい、障害をもたれた方のサポートがしたいと言う方に来ていただけたら。経験が浅くても、とことん一緒にやっていきますんで、はい大丈夫です。

 

安)なんか、地域にも貢献して。色んな人と一緒に。

 

高)そうですね、はい。

 

安)良いですね。なんかやっぱり都市部で働いていると、仕事としてはやりたい仕事なんだけど孤立してしまったりとか。繋がりがなくて辛い思いをしている方もいらっしゃるかもしれないんですけれども。

 

高)是非どんどん。うちは、引きこもりだった方も職員として働いておられるし、職員として。若い子ですけれどもね。そういう経験、精神病院入院してとか、DV受けてとか、そういう職員も何人もおるんで。割といろんなタイプがおりますね。異国から来られた韓国の方だったり、DVを受けた子であったり、引きこもっていよいよ出なあかんとなってここでちょっと練習させて欲しいと言う人だったり。そういう辛いことを知っている人の方が人の痛みが分かるんでね。やっぱりぬくもり感じますけれどもね、僕は。

 

安)ご自身の経験もあったし。

 

高)そうですね。

 

安)本当に高見村の一員としてこの村で幸せに生きていくって言う人たちが増えてきていると言う事ですね。

 

高)そうですね。

 

安)面白いですね。

 

高)面白いですね。

 

安)村入りするみたいな、就職するというよりも。村長ですんでね。ありがとうございます。楽しいインタビューでした。

たんばの仕事ローカルキャリアオンライン。本日は、一般社団法人One Threeの高見社長にお話を伺いました。ありがとうございました。

 

高)ありがとうございました!

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